
クレーンやチェーンブロックを無線化するメリットと注意点
オシボタンコード式のホイストやチェーンブロックを使用していて、
「コードが邪魔で操作しにくい」「もっと安全な場所から操作したい」と感じたことはございませんか?
クレーンやチェーンブロックの無線化は、作業効率や安全性を大きく向上させる手段のひとつです。ここでは、無線化のメリット、オシボタンコード付き製品を無線化する際に注意すべきポイントをご紹介します。
目次[非表示]
- 1.無線化のメリット
- 2.無線化するにあたっての注意点
- 2.1.操作資格について
- 2.1.1.つり上げ荷重5t未満の場合
- 2.1.2.つり上げ荷重が5t以上の場合
- 2.2.ブザーキットの取付について
- 2.3.予備送信機の必要性について
- 3.キトーの無線システムの紹介
- 3.1.無線システム導入実例
- 3.2.多機能×無線操作式 電気チェーンブロック
- 4.まとめ
無線化のメリット
無線式にすることで、コードが作業範囲を制限することがなくなり、操作性が向上します。
また、無線電波が届く範囲内であれば、どの方向からでも操作が可能となり、より安全に作業を行うことができます。
特に、次のような現場では無線式の導入が効果的です。
- 巻上機下での操作が出来ないような場所(水上・障害物・空中など)
- 吊荷の寸法が大きく、巻上機下では危険を感じるために離れて操作したい場合
- 吊荷と周囲設備との関係が良く見える場所を移動しながら、巻上機を操作したい場合
無線化するにあたっての注意点
操作資格について
【クレーンの運転および玉掛作業に関する諸規則の詳細】

つり上げ荷重5t未満の場合
オシボタンコードの電気チェーンブロックを無線化しても、必要となる操作資格は変わりません。
クレーン運転者の資格としては、クレーン運転の業務に係る特別教育の受講のみとなります。
つり上げ荷重が5t以上の場合
「クレーン・デリック運転士免許」の取得が必要になります。
なお、床上操作式クレーン限定のクレーン・デリック運転士免許や、床上操作式クレーン技能講習修了者では操作できませんので、注意してください。
ブザーキットの取付について
無線操作の場合、クレーン構造規格でブザーキットなど警報装置の取付が義務付けられています。
クレーン等構造規格
第三十条(走行クレーンの警報装置)
走行クレーン(床上で運転し、かつ、当該運転をする者がクレーンの走行とともに移動する方式のクレーン及び人力で走行するクレーンを除く。)は、電鈴、ブザー等の警報装置を備えるものでなければならない。
予備送信機の必要性について
送信機の故障や充電切れ、紛失が発生すると、巻上機の操作ができなくなります。
予備送信機をあらかじめご用意いただくことをおすすめします。
無線システム導入実例
多機能×無線操作式 電気チェーンブロック
2026年4月より無線操作式の電気チェーンブロックがラインナップに追加されました。
まとめ
ここではクレーン・電気チェーンブロックの無線化のメリットと注意点を紹介いたしました。
キトーは安全性・耐久性にこだわったクレーンで、ユーザー様のコスト削減・生産効率向上を中長期的に貢献致します。
貴社専用のフルカスタマイズ設計も可能ですので、クレーンや巻上機について不安なこと、作業現場でお悩みのことがございましたら、遠慮なくご相談くださいませ。





