
ゾウもキリンもキトーが大好き
「キトーのホイストが動物園で使われている?」と思った方もいるかもしれません。実は私たちも驚きつつ、とても嬉しい気持ちになりました。さっそく、ホイストが活躍している現場を見学してきましたので、その様子をレポートします。
アジアゾウは、青草や牧草、人参、ペレットなどを含め、一日に約150kgものエサを食べます。しかし、健康管理のためには食べ過ぎを防ぐことが重要です。そのため、エサの入った容器をあえて高い位置につるすなど、野生に近い状態を再現し、摂食時間を延ばす工夫が行われているそうです。
15時30分になると、おなかを空かせたキリンたちが一斉にキリン舎へ戻ってきました。シラカシやペレット、干し草が用意されています。エサの容器をホイストでつり下げるのは、キリンの高さに合わせて調整ができるためだそうです。その光景は、まるでキリンがホイストと遊んでいるかのようで、微笑ましいものでした。