沿革

1932年、キトーは東京都大田区大森で小さな町工場としてスタートしました。

戦争の混乱と敗戦の動揺を色濃く残しながらも、時代は高度成長期へ。キトーは混沌としたなかで電気チェーンブロック開発、物流システム事業への参入など時代のニーズをとらえながら成長し、企業基盤の骨格を作り上げていきました。

その後のバブル景気や円高不況に翻弄されながらも着実に前進できたのは、ひとえに「製品の小型軽量化、安全性と耐久性の向上」に忠実に取り組んできた結果です。その品質へのこだわりを裏付けているのが、開発、設計、部品の製造、最終組み立てから製品の試験まで、全てを一貫して手がけている工程です。その工程は、安全性が高く、使いやすく、お客さまのニーズに合致し、環境に寄与するという企業理念を体現し、キトーのものづくりの根幹を支えています。

1990年の米国子会社設立を皮切りに海外事業を拡大、現在では国内60%、米国40% (以上、当社調べ) のマーケットシェアを実現し、世界中にキトー品質を提供しています。世界のあらゆる市場におけるキトー製品の安全と信頼の付加価値のために。今後もたゆまぬ努力とゆるぎない信念を携えながら「世界で最も信頼されるホイスト・クレーンメーカー」になるべく精進し続けていきます。

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