スキー場の安全を支える
新潟県湯沢町の苗場スキー場では、広大な場内で来場者を運ぶゴンドラやリフトの点検・整備にキトー製品を多数お使いいただいています。冬支度に大忙しの昨年11月、取材に伺いました。
国内最長5,481m を誇る「ドラゴンドラ」。乗客を安全に運ぶため、メンテナンスは欠かせません。毎年3 分の1 ずつ、3 年かけて全107 基を解体・整備します。
ゴンドラとケーブルをつなぐ「握索機」と呼ばれる部品を交換するため、電気チェーンブロックがゴンドラごと持ち上げます。握索機は手動チェーンブロックに掛け替え、メンテナンスが施されます。ゴンドラは640kg、握索機だけでも120kg ほどの重さだそうです。
レバーブロックを使ってケーブルを弛ませ、荷重がかからない状態になった滑車一つ一つのベアリングやゴムを交換します。
こうしたオフシーズンの整備があってこその安全運行。感謝してパウダースノーを満喫したいと思います!